職場のzabbixを2.4.xから3.0へアップデートしたのでメモ
アップデート方法は、ほぼ下記のURL通りです。(手抜き)
https://qiita.com/ryouma_nagare/items/9bcf8f5e3e514103b515
違う点は、pg_dumpでなくて、mysqlを使っている点と、リポジトリの差し替えで、CentOS 6.xの環境だったので、rhelの7を6へ変更したくらいです。
まぁ、すんなりとアップデートが終わり、再起動してみた。
# service start zabbix-server # service start zabbix-agent
それで、いつも通りにWEBのログイン画面にアクセスすると、画面が真っ白!
失敗したのか、zabbixのログを見ても、表示されないエラーは見当たらず、Apacheのログを確認したところ、
PHP Parse error: syntax error, unexpected ‘[‘ in /usr/share/zabbix/index.php on line 29
どうやら、zabbix 3.xからは、php5.6以降が必須らしい。
phpのバージョンを調べたら、5.3.xだったので、早速、phpのアップデートです。
ちなみに、php7は、まだ様子見なので、5.6.xをインストールしました。
下記URLを参考に、remiで5.6をインストールです。
https://syaka.site/2016/03/6/
phpのアップグレード完了後に、Apacheを再起動して、再度WEB画面にアクセスすると、
Not Found The requested URL /zabbix/ was not found on this server.
2.4.xのバージョンまで、同じURLで接続出来ていたのに?と、/etc/httpsd/conf.d/zabbix.conを確認したところ、zabbix.conf.rpmsaveに名前変更されたままでしたので、zabbix.confに戻しました。
そして、再度、WEB画面にアクセス。
表示されました! が・・・何だかエラーっぽいのが沢山表示されている。
ふむ、timezoneがどうとか言ってるようで、いつの日からか、timezone設定しなきゃいけなかったのを思い出し、/etc/php.iniを編集して、timezoneを有効にした。
date.timezone = Asia/Tokyo
さらに、Apacheを再起動して、再接続したら、エラーっぽい表示はなくなりましたが、今度は、php内のオプションを変更してね〜とな。
あとは、phpのオプション設定変更と、不足しているモジュールを導入してあげれば良いようです。
/etc/php.ini
post_max_size = 16M max_execution_time = 300 max_input_time = 300 always_populate_raw_post_data = -1
不足しているモジュールは、bcmathとxml関連なので、
# yum install php-bcmath php-xml
これで、無事に正常動作が確認できました。 はぁ、疲れた。