qemu-kvmアップデート後、ゲストOSが起動しなくなった

* 本ページはプロモーションが含まれています

本日、sl6のYUM更新で、kvm,qemu関連(qemu-kvm)をアップデートした後に、再起動したら、ゲストOSが起動しなくなってしまった。

ゲストOSを起動しようとすると、下記のエラー

ドメインの復元中にエラーが発生しました: cannot send monitor command ‘{“execute”:”qmp_capabilities”}’: Connection reset by peer

この対処法として、qemu内のsaveディレクトリに、ゲストOSのセーブデータが残っているのが原因なようなので、これを削除することで、解決出来るようです。

# cd /var/lib/libvirt/qemu/save
server1.save server2.save

やはりセーブデータが残っていたので、これを削除。
rmで削除でなく、virshコマンドで削除なので、注意

# virsh managedsave-remove server1
Removed managedsave image for domain server1

# virsh managedsave-remove server2
Removed managedsave image for domain server2

セーブデータ削除後、「仮想マネージャー」のGUIにて、無事起動。
ちなみに、CUIだと、下記

# virsh start server1
ドメイン Server1 が起動されました

ゲストOS上で重要なサーバを起動しているので、ちょっぴり焦りました(^_^;

今回起こった症状の原因は、ゲストOSを停止させずに、ホストOSを再起動させた事が原因ではないかと推測しています。 ホストOSを再起動する際には、安全の為、ゲストOSを停止しておいた方が良いかもしれません。

尚、今回、https://d.hatena.ne.jp/think-t/20111220/p1 の記事を参考にさせて頂いて、大変助かりました。(感謝)

KVM  SL6 

See also