openSUSE 12.1にて、特に不自由なく安定して使用していたのですが、多言語関連のM17Nのサポートが終了したようなので、仕方なく最新版の12.3へアップグレードする事にした。
どうやら、12.1から12.2を飛び越して12.3へアップグレードは依存関係等で危険なので、順番通りに12.1→12.2→12.3へアップグレードした。
今回は、YaSTでなくコマンドラインのzypperにて作業
詳細は、公式の「第16章 システムのアップグレードとシステム変更 」に書かれてあるとおりに実行した。
アップグレード後に起動しなくなると困るので、とりあえず/etc下だけafioにてバックアップ。
# find /etc | afio -ovZ etc.afz
Contents
現状のシステムを最新にする
# zypper dup
ここで、M17N関連のパッケージをどうするか聞いてきたら、無視
リポジトリの確認
# zypper lr -u
アップグレード先のバージョンにあわせてリポジトリを追加
# server=https://download.opensuse.org # new_ver=12.2 # zypper ar $server/distribution/$new_ver/repo/oss/ openSUSE-$new_ver-Oss # zypper ar $server/update/$new_ver/ openSUSE-$new_ver-Update
続いて古いリポジトリを削除
# old_ver=12.1 # zypper rr openSUSE-$old_ver-Oss # zypper rr openSUSE-$old_ver-Update
サードパーティ 製のリポジトリを無効にする
# zypper mr -d repo-alias
リポジトリの確認
# zypper lr -d
メタデータとリポジトリの内容を更新
# zeyyper ref
zypper 自身のアップグレード
# zypper up zypper
ディストリビューション本体のアップグレード
# zypper dup
ライセンス確認画面が出るので、Yesを押してアップグレード
基本的なシステム設定
# SuSEconfig
再起動
# shutdown -r now
これを、12.2から12.3でも行うが、12.3では、SuSEconfigを行う必要がありません。