CentOS7をインストール後に、nfsに接続できなかったり、digでDNS情報が引けなかったりと、四苦八苦してました。
NFSでは、下記の環境
- Firewall無効
- SELinux無効
- NFS関連のプログラムはインストール済み
- 関連プログラムは、起動済み
- tcp_wrapperrrで制限はしていない
- Google等へのpingでネットワーク疎通確認
- autofsも起動している
autofsで指定しているフォルダにアクセスしても、手動でmountコマンドを打っても、しばらく経ったあとに、Connection timed out.で接続できない。
また、接続先を変更してみても、接続できないので、サーバー側で弾かれているわけではなさそう。
ググってみると、状況によっては、IPアドレスと名前のマッピングも関係する場合があるとの情報もあったので、hostsやDNS関連も確認した。
この作業の途中で、DNSのdigコマンドで自分のホストを確認しようとしてみたところ、なぜかdigの情報がGoogle等では引けるのに、自分のDNSでは引けないことに気づく。
なぜ?と、徐ろに、ipコマンドを打ってみた。
# ip addr 2: ens32: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc pfifo_fast state UP qlen 1000 link/ether 00:0cxx:b0:xx:e0 brd ff:ff:ff:ff:ff:ff inet 192.168.1.37/32 brd 192.168.1.37 scope global ens32
もう、お分かりになったでしょう!
サブネットマスクが32になっているではありませんか。
CentOS7のネットワーク設定で、nmtuiコマンドによりネットワーク設定を行ったわけですが、IPアドレス入力欄で192.168.1.37だけを入力した時に、自動的に192.168.1.37/32へ設定されていたようでした。
もう一度、nmtuiを起動して変更しても構いませんが、下記を編集して手動で対処した。
# vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-en32 PREFIX=24 #32から24へ変更して保存 # systemctl restart network
これにて、NFSもdigも一件落着しました。