職場のサーバーで、未だにCentOS 5.11を使い続きているサーバーがあるのですが、CentOS 5系は昨年の3月でサポート終了となり、アップデートも行われません。
それは、承知なのですが、時に、足りなかったプログラム等をインストールしたい時が生じます。
しかし、yum更新はおろか、yumによるプログラムのインストールさえ行えません。
# yum install xxxxx
YumRepo Error: All mirror URLs are not using ftp, https[s] or file.
Eg. Invalid release/
removing mirrorlist with no valid mirrors: /var/cache/yum/base/mirrorlist.txt
Error: Cannot find a valid baseurl for repo: base
既にサポートが終了しており、ミラーリストにも存在していないようですが、幸いにもvault.centos.orgが引き継いでくれているようで、baseurlをここへ向けることで対処することが出来ます。
/etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repoのバックアップをとり、下記に書き換えます。
[base] name=CentOS-$releasever - Base baseurl=https://vault.centos.org/5.11/os/$basearch/ gpgcheck=1 gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-CentOS-5 [updates] name=CentOS-$releasever - Updates baseurl=https://vault.centos.org/5.11/updates/$basearch/ gpgcheck=1 gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-CentOS-5 [extras] name=CentOS-$releasever - Extras baseurl=https://vault.centos.org/5.11/extras/$basearch/ gpgcheck=1 gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-CentOS-5
これで、CentOS 5.xでもパッケージのインストールが可能となります。
Vaultのサポートがいつまで続くのかわからないし、セキュリティ的にも最新のOSへ移行したほうが賢明なのはわかっているのですがね・・