Homebrew 6.0 から、brew upgrade や brew install を実行すると、処理を続けるかどうか確認を求められるようになりました。
==> This action will upgrade X formulae.
Proceed? [y/N]これまでは自動的に進んでいたため、戸惑った方も多いと思います。この記事では、状況に応じた対処法をまとめます。
その場で対処する
特に設定変更が不要な場合は、プロンプトが表示されたら y を入力して Enter を押すだけです。
Proceed? [y/N] y一時的な操作であれば、この方法が最もシンプルです。
コマンドに --yes フラグを追加する
毎回確認をスキップしたい場合は、コマンドに --yes(または -y)フラグを追加します。
brew upgrade --yes
brew install --yes パッケージ名エイリアスとして登録しておくと便利です。
# ~/.zshrc に追加
alias bup='brew upgrade --yes'恒久的に無効化する(環境変数)
確認プロンプトを完全に無効化したい場合は、環境変数 HOMEBREW_NO_ASK=1 を設定します。
# ~/.zshrc に追加
export HOMEBREW_NO_ASK=1設定後は反映のためシェルを再起動するか、以下を実行してください。
source ~/.zshrcこれで以降の brew コマンドはすべて確認なしで実行されます。
スクリプト内での自動化
CI/CDやシェルスクリプト内で brew を使っている場合も、HOMEBREW_NO_ASK=1 を設定することで対応できます。
#!/bin/bash
export HOMEBREW_NO_ASK=1
brew update
brew upgradeまたは、コマンド実行時にインラインで指定することもできます。
HOMEBREW_NO_ASK=1 brew upgradeまとめ
| 状況 | 対処法 |
|---|---|
| その場だけ対処したい | プロンプトで y を入力 |
| コマンドごとにスキップ | --yes / -y フラグを使う |
| 常にスキップしたい | HOMEBREW_NO_ASK=1 を ~/.zshrc に設定 |
| スクリプト内で使いたい | スクリプト内で export HOMEBREW_NO_ASK=1 |
Homebrew 6.0 のこの変更は、誤ったアップグレードを防ぐための安全策として導入されたものです。用途に合わせて対処法を選択してください。