Hugoで作業していたところ、引数を間違ったのか、Viewモードでビルドしてしまったかで、 “–bind=192.168.1.1"のディレクトリが作成されてしまいました
失敗例
このような先頭に–(ハイフン)が付いたファイルやディレクトリを削除しようと、下記のようなコマンドでは消すことが出来ません
$ rm --bind=192.168.1.1 # 当然、引数と間違われるので☓
$ rm ”--bind=192.168.1.1” ☓
$ rm '--bind=192.168.1.1' ☓
正しい消し方
コマンドの引数に”–"(ハイフン2つ)を挿入してファイル・ディレクトリを指定です
$ rm -rf -- --bind=192.168.1.1
$ rm -- <filename>
$ rm -r -- <directory>
リネームのmvでも同様
$ mv -- <filename>
コマンド引数"–"(ハイフン2つ)を挿入することにより、それ以降は全て文字として認識されるようです。
なので、rm -rf – –bindは、下記のような解釈となります
コマンド:rm
引数:-rf (強制ディレクトリ)
引数:-- (これ以降は引数が無効)
ディレクトリ名:--bind (全て文字として扱われる)
滅多に使わないコマンドの引数なので、結構忘れがち